『iOS 11 Programming』の執筆に参加しました&一般販売開始

技術書クラウドファンディングPEAKSのプロジェクトとして成立した『iOS 11 Programming』に、執筆陣の一人として参加させていただき、先日完成を迎えることができました。また本日からクラウドファンディング参加者に限らない一般販売が開始されました。

iOS 11 Programming

iOS 11 Programming

  • 著者:堤 修一,吉田 悠一,池田 翔,坂田 晃一,加藤 尋樹,川邉 雄介,岸川克己,所 友太,永野 哲久,加藤 寛人,
  • 発行日:2017年11月16日
  • 対応フォーマット:製本版,PDF
  • PEAKSで購入する

個人的には昨年の『WEB+DB PRESS Vol.96』の特集に続き、二度目の執筆活動となりました。この時は特集約30ページを一人で書き上げるのにかなり苦労した思い出があります。今回は一冊の技術書ですが、1・2章程度の粒度で分担して書くのは、単著を書くよりもかなりハードルが低く、また他の著者陣が書き上げていくのに刺激されて自分もやらなければ!という気持ちにさせてくれるので、とてもいいやり方だなぁと感じました。

これを読んだ皆さんも応募フォームから書いてみたい、読んでみたい、といったリクエストをどんどん投げつけてみましょう!

第4章を書きました

僕は「第4章 Swift 4の新機能とアップデート」を担当しました。Codable では実装の自動生成が大きなポイントの1つですが、仮にもSwiftコミッターなので、コンパイラーの自動生成部分のコードも読み込みながら挙動を把握し、丁寧に解説しようとしました。自動生成と手動実装を下手に混ぜると危ういといった注意点も書きたかったことの1つですね。

またSmart KeyPathsについては、基本的な使い方はそんなに困らないだろうという前提で、より掘り下げたクラス階層やジェネリクス的な視点、read-onlyかread-writeか、といった点に着目しています。

すでにSwift 4に移行済みの人も少なくないとは思いますが、これらの機能はSwift 3.2モードでも使用可能です。なのでSwift 4に移行前でもどんどん使っていって、皆で色んな知見を溜めていけるといいですね。

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