Swift 5.2
iOS 13.4とXcode 11.4と共にSwift 5.2がリリースされましたね。
Swift.org - Swift 5.2 Released!
- SE-0249 Key Path Expressions as Functions
- SE-0253 Callable values of user-defined nominal types
- SE-0216の
@dynamicCallable
に対してstatic callable
とも呼ばれた機能。callAsFunction
というメソッドを定義することで、型や値を直接関数のように実行することができる。
- SE-0216の
- Improved Compiler Diagnostics
- コンパイルエラーのメッセージの改善
- Code Completion Improvements
- コード補完の改善
- Improved Build Algorithms
- 主にインクリメンタルビルドの速度の改善
- Debugger Improvements
- Swift Package Manager
- 依存パッケージがSwift 5.2のパッケージ定義を使っている場合、その依存パッケージのテストターゲットでしか使われていない孫依存パッケージは利用元のプロジェクトでは解決されなくなる(不要なtransitive dependencies:推移的依存性がなくなる)
- SwiftSyntax Updates
- ノード階層がprotocolベースからstructベースになったことによる速度改善
- Language Server Protocol Updates
- sourcekit-lspというLSPのランゲージサーバーがXcodeとCommand Line Toolsに同梱されるようになった
- Visual Studio CodeなどでSwiftを書くのが捗るようになりそう
- FixItsとLocal Refactoringのサポート追加
- sourcekit-lspというLSPのランゲージサーバーがXcodeとCommand Line Toolsに同梱されるようになった
というラインナップになっています。今日から早速どんどん活用していきましょう! ⚡️