昔に社内のグループウェアに書いていた話の輸出。
そんな同僚の間で使われているローカル専門用語にGrepabilityというものがあるそうだ。如何にgrepでソースコードを検索しやすい状態か(もしくは検索が可能か)というような意味の造語らしい。そう言われれば俺も日々grepでMySQLのソースコードを調べている。grepは原始的なプログラムかも知れないが、古き良き万能ツールなのである。
このシンボルの定義はどこ・内容は何?というのはよくあることで、特に動的な言語だとめちゃくちゃできてしまうのでどこで定義されているのかよく分からなくなることがありますね(※Perlの文脈)。検索したいものが素直に検索できる(grepできる)、というのは大事なことだと思っています。これはソースコードのアクセシビリティと言えるのではないかと思いました。Webサービス・モバイルアプリのユーザー向けにアクセシビリティを考えるのはもちろんですが、開発者視点(DXという観点)でのアクセシビリティについて考えるのも面白いかもしれません。
- コミットログちゃんと書くとか
- Issue/PRのタイトル・descriptionちゃんと書くとか
- 関連するIssue/PR/チケット/Scrapboxのページやグループのエントリー/Slackの会話のリンク・ログをちゃんと貼るとか
も関連しそう(この辺はアクセシビリティというかトレーサビリティという方が適切か)。