CI/CD Test Night #4で、Swift製ライブラリのLinux対応 with Travis CIについて発表しました

Test Nightに初めて参加してきました(iOSやCI/CDも含めて)。普段は概ねiOSやSwift関係の勉強会・カンファレンスへの参加がメインなので、異なる軸での勉強会の参加するのは新鮮で楽しかったです(けど結構スマホアプリ絡みやBitriseの話も出ていた)。

👇発表資料はこちらです。

最近はBitriseやCircleCI、Azure PipelinesなどのCIサービスの方が耳目を集めており、Travis CIに関する話をあまり見ない気がします。しかしTravis CIのBuild MatrixとOSS向け無料プランは、OSSのライブラリで簡単に複数OS・複数言語バージョン対応をやるのにかなり便利だと思っているので、使ってみる方が増えるといいなと思います。

ここで2年前の id:KishikawaKatsumi さんのツイート:

一方でAzure PipelinesのOSS向けプランでの、macOSサポートも含めた10並列無料もかなり魅力的に映る(Travis CIのOSS向け無料プランでは、macOSの同時実行は2並列まで・分割はいくらでも)ので、そちらも試していきたい今日この頃です。小ネタですが、YAMLのアンカーとエイリアスで重複を整理するのは、他のCIサービスの設定ファイルでも活用できると思うので、どうぞお試しください。

またXcode 11でSwiftPMがXcodeに統合され、iOSアプリ開発にも使えるようになることから、今後SwiftPMのパッケージが増えていくと思います。UIと関係しない(UIKitを使わない)ようなライブラリであればLinuxへのポートも現実的だと思っているので、どんどんLinuxをサポートするパッケージが増えて、サーバーサイドSwiftもそうですし、Swift全体のエコシステムが活発になると嬉しいですね!

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